金沢市 美容室 デジタルパーマの進化形 「KUN’s ホット系クリープパーマ」

今日はKUN’s hairのホット系クリープパーマというパーマのご紹介です
「ホット系クリープパーマ」聞きなれない人も多いとおもいます
ホット系とは熱を利用します クリープとはクリープ期という時間帯をうまく利用することです
ダメージを最大限に抑制して、理想のカールを作り出す
これが「ホット系クリープパーマ」です
このネーミングは、新美容出版の経営とサイエンスという本か引用させていただきました
でも、中身は私が長年培ってきたものを、ご紹介します
私のやってきたことが、このネーミングにピッタリと来たもので


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ホット系は危険?!
ホット系の走りはデジタルパーマです その次に来たのはエアウェーブですね
勘違いなされている方も多いと思いますが、この二つは機械の名前です
デジタルパーマに関してはいろいろなメーカーが出していますので、総称と思っていただければいいかな?とおもいます
縮毛矯正もそうですが、還元剤(パーマ液)を一度塗布した髪の毛に熱を与えるということは一歩間違えればすごく危険なことになります
過去にデジタルパーマやエアウェーブをして、髪の毛がすごく痛んでしまった!という経験をなされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
KUNでは、長年検証し続け、苦い思いもし、危険を回避しホット系で一番嫌なパサつきを防ぐ補修材(トリートメント)を使用しています


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ハイブリッドなパーマ液(還元剤)
「ハイブリッド」車でよく聞く言葉ですね 車でいうと電気とガソリン、まったく異質なものの組み合わせですごい効果を発揮する ということなのでしょうか?
パーマ液(還元剤)でもそういう現象は起こっています 髪の毛の中の違う部分に働きかける 異質な還元剤同志をかけあわせることでいままでにない効果を発揮する 髪の毛の浅い部分で働く還元剤と深い部分で働く還元剤を組み合わせることによって、今までとは違う効果を期待できる 決してこれはなんでも混ぜ合わせればいいものができる!というわけではなく、相性? 効果を発揮する組み合わせもあれば、逆に効果をさげる ということも必ず起こります
還元剤には、それそれ個性というか特徴・特性があります
KUNでは、長年ホット系にはこれ!という還元剤を使い続けてきました 理論、知識もありますが使いこんできた結果、かなりつかめてきました


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熱の使い方
パーマに熱 それはどうも電発パーマ(字あっているかな?)までさかのぼるらしいですね 美容学校の教科書でしか私も見たことはありませんが その後キャップをして促進器(加温器)で温めたり、頭にかぶせるスチマーなどでも温めたりしてた時代があり、デジタルパーマの機械がでて、エアウェーブが出ました。エアウェーブが新しくてデジタルパーマは古い、と思っている方がいるかもしれませんが
デジタルパーマに機械はロッド自体が熱くなる、エアーウェーブにはそれがない 髪の毛を巻いたロッド自体が熱くなり、巻かれた髪の毛を内側から熱を加えることができる このことを活用し始めた美容師さんが増えてきている
同じくコテパーマというのがあり、皆さんがおうちでカールをつけるのに巻くカールアイロンを使用してパーマをする技法なのですが、
これも同じく巻いた内側から熱を与えることができるのですが、一つ一つやっていくしかない 一度に髪全体にできない 力加減 温度の加え方にムラができてしまう なのでそんなに普及はしなかった(私は取り入れなかった)
ストカール(根元の方は縮毛矯正をして、毛先にカールをつける)の時もデジタルパーマの機械を使うことが多いと思います
これが、使用する還元剤の特徴を生かすためにもそうするのですが、今デジタルパーマの機械の用途が増えています
内側から熱を直接加えて 乾燥工程にもっていく これが鍵です
当時、エアウェーブ欲しい!と思ったこともありましたが、調べていくうちにデジタルパーマの機械でも同じようなカールが作れると確信したからです デジタルパーマでパーマをすると硬い感じのカールなる エアウェーブだと柔らかい感じカールができる なんて言われていましたが、要は機械がパーマをするのではなく私たち美容師、いろいろ解明していけば、デジタルパーマの機械でも全然柔らかな優しいカールも作れる そう思ったからです


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KUN’sホット系クリープパーマのメリット
私が一番感じるのは、そのカールのもちです 5カ月経っても全然いい感じで残っている!と思ったことが多々ありました
なぜそんな現象が起こるのか?答えはハイブリッド還元と熱の加え方にあるのだと思います
以前に酸性縮毛矯正、酸性デジタルパーマという風に打ち出したこともあり、酸性だから痛まない と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、これはあんまり関係ないです 酸性であろうと痛むときは痛みます 大事なことは、その還元剤のことをよく知ること なのかなと思います ですので今KUNで使用しているハイブリッド還元剤は酸性ではなく中性です
髪の毛の中の同じ所に働きかけるのではなく、もう一か所異質なところにも働きかけておく そうすることによって 一か所のカールがとれてきても、もう一か所で保たれていける(これはあくまでも私の空想の世界です)



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KUN’sホット系クリープパーマのデメリット
いいことばかりでは必ずないので、長年やってきてKUNのやり方でのデメリットもお知らせしておきます
髪の毛が短い人には向いていません 肩上の長さの方にも向いてません
ショットの方や、ボブの方は普通のクリープパーマのほうをお勧めしています


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アレンジのしやすさ
KUN’sホット系クリープパーマは、アレンジがしやすいのも特徴一つです
そのまま自然に乾かしてもOKですし、クルクルしながら乾かして巻き髪風にするのもOK
髪の毛を結んだときにも形になりやすいです
昔、デジタルパーマは濡れている時はそうでもないが、乾いてくるとクルクルしてくる なんて聞いたことがありますが、それは私の意見ではどうかなと思います。髪の毛は濡れている時と乾いている時では違います 乾かし方によっても違ってきます
濡れている時の感じと乾いている時の感じ、それぞれを生かしてあがるようにしてあげると、スタイリングの幅は広がります


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今までに、なかなか思うようなパーマスタイルにならなかった! という方がいらしゃいましたら
是非一度KUN’s hairにいらしてみてはいかがでしょうか












ヘアカラーの染まりムラを統一する方法

ご自分でヘアカラーをする人がだいぶん増えてきたのではないでしょうか?
その場合、髪の毛が長ければ長いほどヘアカラーの染まりムラはできやすくなりますね


ヘアカラーの染まりムラを統一する方法は大きく分けて二つあります
一つは、暗い色で統一する
二つ目は、明るい色で統一する
暗い色で統一する場合は、8レベル以下の色がいいと思います。ムラになっている一番明るい所が何レベルまで明るくなっているかにもよりますが8レベル以下の色が統一しやすいです。レベル?という言葉に疑問をいただいた方の為の豆知識!ヘアカラーの時、髪の毛の色を1~14ぐらいまでの明るさ(明度)をひとつのものさしにします。日本人の黒髪は、だいたい3か4と言われています。最近ではもう少し明るい人もちらほら見かけます。


ここでひとつヘアカラーの豆知識♪
4レベルくらいの黒髪を8レベルの明るさのブラウンという色味にしたいとき、メーカーによって多少異なりますが8レベルよりも黒髪を明るしてそこからブラウンの色味をのせて8レベルくらいに落ち着くような設定でカラー剤は作られています。8レベルまでしたいとき8レベルまでではなくそれ以上明るして色味をいれて8レベルになるように設定してあるのですね。これも褪色の原因の一つですね。一度カラーをすると日が経つにつれてだんだん明るくなる。みなさん経験あると思いますがこういうことが原因の一つになっています。



ここで話を戻しましょう(^^)暗い色で統一するときは、ビフォアの時の一番明るくなっている所のカラーレベルと一番暗くなっている所のカラーレベルの中間以下のレベルの色で統一してあげるのが一つの目安です。黒髪を上げていくレベルと明るくなったところを下げていくレベルが一致すればいいわけですね。そう考えると黒髪に統一するのは一番簡単ですね。あげる事を考えずにさげることだけを考えればいい ということになります。


そう考えると明るい色で統一するときも、あげる事だけを考えればいいから簡単だと思いがちですが、そうはなかなかいきません。明るい色で統一しようとしたとき、明るい色、つまりレベルの高い色を選択します。そのカラー剤が明るいところにつくと、そこはさらに明るくなっていっていってしまうからです。そうなるといたちごっこのように暗いところが明るくなったかと思うと、明るいところは更に明るくなってしまっています。明るい色で統一しようとしたときは、明るいところにできるだけカラー剤がつかないようにして、暗いところだけにカラー剤を乗せる という繊細さが要求されます。

今回のモデルさんは、ご自分でカラーを繰り返し、ブリーチとかも使用したりしたので、髪の毛がかなりダメージしてしまい、切ってしまおうと。どうせ切るのであれば美容師さん達のなにかのお役に立てるかもしれないと連絡をいただきました。本当に感謝です!たくさんある美容室の中から私を選んでいただいて更に感謝です!とはいうものの、最初にしっかりカウンセリングさせていただきます。どこまで、なにをしても大丈夫なのか?
モデルさんの了承を得られないことはしません。



そこでまず、なにをするにもかなり色ムラがあったので統一することに!
ここで明るい色で統一するか、暗い色で統一するか?ですが モデルさんは暗い色でもいい とおっしゃってくれていたのですが・・・暗い色で統一すると時間が経つと今の明るいところは、すぐに明るくなってきてしまうのですね。暗くするということは、色味を乗せているだけ、(入れただけの色味は元が明るければ明るいほど、すぐに落ちて元の色に近くなっていってしまいます)ベースのムラになっている明度差もそのままなので、色落ちすると今のムラはそのままの状態に近いくらいにムラのままです。あとあと、もしご自分でカラーすることがあったら・・・その場合も考え、ブリーチも何回もしていて、今までハイレベルのカラーには、慣れているということだったので、今回はブリーチで統一する という方法を選択しました。
根元以外の一番暗いところから見分けて塗布していきます。時間差塗布法です。

ブリーチで統一

ブリーチで統一した状態です
ブリーチで統一した場合のメリットデメリットは、その後にダブルカラーをすることによって淡い色味のヘアカラーをたのしむことが出来ます ただし色のもちは一週間ぐらい長くて二週間。色味が抜けると元のブリーチ毛に戻ります

明るくなってしまった髪の毛を黒染めすると、そのままずっと黒いままと勘違いする場合もあるかと思いますが、だんだんと色味は抜けていってしまいます。









Hair:松本 国仁








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クセをいかして、前半分を縮毛矯正

今回ご紹介するのは、本来のクセ毛をいかして
前半分だけ縮毛矯正、うしろはカットでスタイルをつくってあります
髪の毛が短い方は全部縮毛矯正してしまうと
ぺっちゃんこになりすぎていや!とか
パーマスタイルにも憧れる!
ボリュームあるスタイルにしたい!
動きがほしい!
そんな方にはお勧めのスタイルです♪





前半分を縮毛矯正、後ろをそのままクセをいかす♪
その絶妙なバランスがいいですね♪
このお客様は、毎月白髪染めをなさっていて
髪質が弱くなってきていますので、結構神経を使いました



クセをいかして前半分縮毛矯正のうしろ

後ろから見た感じなのですが
ちょうどクセがいい感じに動きを出してくれる長さに
カットすることと、シルエット、バランスなども考えながら
スタイルを作りました
パーマをあてたみたいですね♪
クセ毛がどういう動きをするか見極めてカットしていきます



クセをいかして前半分縮毛矯正


Hair:松本 国仁


このヘアスタイルのお値段は、カットも含めまして13000円
(2017年2月改正)
施術時間はおよそ3時間です




 




そのアイロン 使うたびに髪の毛を痛めていませんか?!